現地の気持ち

ナウリ

2011年07月08日 01:01


宮城の大学に行ってる熊本県人通称「エロちゃん」

以前高速上限1000円を利用してエロワゴンで旅をした

愛車の「エリザベス」に各地の友人からメッセージを描いてもらって

高速で中央分離帯に衝突して彼の旅は終わりをつげた

人生が終わらない方が不思議・・・高速で事故で打撲で済む運の強さ

そんな強運の彼に案内してもらい

私たちの旅が始まった

仙台の駅から海の方にちょっと向かっただけで津波の爪あとが・・・

残骸の山

やがて車は住宅街に到着

そこで大阪からきた以前来た事のあるミュージシャンと合流

すると今までよそよそしかった住民の方たちが

私たちに津波の恐怖を語ってくれました

広い道を逃げた人は皆飲み込まれた様子

車や信号が家の中に飛び込んできた時の恐怖

波が引いたときヘドロだらけの1階と庭を見たときの絶望

その後の治安の悪化

人を信じることはもうできない気持ち

このミュージシャンは災害から11日目に現地に入り

ヘドロの撤去や家の中に飛び込んだ車や・・・遺体の運び出し

今現在の庭は、コスモスの苗やひまわりの苗が植わっている

この人が元気をだすように花の苗も植えてくれたのです

このことでここら一帯の人達はここでまたやり直そうと思ったそうです

改めてその人を見ると瞳がキラキラして眩しかった

信頼は人の心に寄り添った行為により得られるもの

私たちは大きな反省をしなくては・・・

では、今日はここまでにしたいと思います

PS: 庭にあった信号機はこんなに大きいものかと驚きました

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